海難事故から身を守る

高波、落水には注意!!

毎年、釣に出掛け、海、川に誤って落水したり、高波にさらわれたりして多くの人が命を落としている。
鱸(スズキ)を釣る人も、波が経つ所やサラシ、地形の変化を求めて釣り場を選ぶ為、
危険な場面も多い。

テトラポッドには気を付けよう。

堤防でも、テトラポッドの上に乗るなど、落ちて怪我をしないように注意しよう。
テトラポッドの間に落ちると、まず、上がって来れないものと思って、
慎重に行動しよう。
落ちるだけで、簡単に上がって来られると思っている人は多いが、
テトラポッドの間や、落水した場合、持ち上げるのに、人間1人ではまず、持ち上げられない。
落ちた人間は、無傷では居られない。
以前、テトラポッドの間に落ちた人を引き揚げるのに、大人4人掛かりでやっと揚げたという話を聞いた。

高波には注意しよう。

秋、冬の波の高い時期、日本海側に釣行する人、磯に出る人は注意しよう。
足場の濡れた場所は、一回波が被っているので、避けて乗るようにしよう。
30分に一回は、高波が来る。
秋や冬の波の高い時期、落水死亡事故の原因は、溺れる人が多いと思われているが、
その多くは、低体温症等も多いようだ。

落水した時の為、ライフジャケットは必ず着用しよう。
落水時、浮力を保つと同時に、波に揉まれ、磯場に激突した場合の防具の役割も果たす場合がある。

ライフジャケット着用は自分の為でもあり、周りに迷惑を掛けないため、家族や大切な人を泣かさない為だ。